真守っ、どうしてっ
繋がる秋津川との睦みあいを見つめ続けるだけの真守
必死に伸ばした理央の手を彼が掴む事はなかった……
あり得ない現実に打ちのめされた理央は、されるがままに
秋津川と共にアイドル活動をする傍らその肢体をこつこつと開発されていく
いつしか態度は疎か口調さえも好みに仕立て上げられていく……
密かに救出機会を探っていた真守
満を持して助けにきたその瞬間……
ど、どうしたんですか、ご主人様……
かつての幼なじみからは絶対に聞く事のなかった媚び諂う声音で
驚く顔とつき合わせていた……